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ママがいい!

こんにちは!株式会社HGCホールディングス創業者、株式会社manaby取締役の萩原です。

朝からこの本を読みながら、涙が止まらなかった。泣きながら読了してしまいました。

ママがいい! 母子分離に拍車をかける保育政策のゆくえ

なんで涙が出てくるのかよく分からないんですけど、なぜか涙が出まくりでした。何をこのブログに書いたらいいか分からないんですけど、この国が没落して行ってる理由が良く分かった。

と同時に、僕は幼稚園を経営したい。自分の気持ちにはっきり気づきました。

経営のプロとして生きている訳ですが、娘が保育園や幼稚園に行き出してもうすぐ5年。この5年間ずっと朝晩送迎をして、仕事をセーブして育児に時間を振ってきたんですが、ベースとしてこの気持ちがあるからそれが可能だったんだとようやっと理解できました。

先日、娘と息子がお世話になっている幼稚園の先生といろんなことを話すお時間をいただいて、お話していたんです。衝撃的だったのが、僕たちが住んでるエリアには以前10個幼稚園があった。それが2個を除いて全てこども園に変わっている、と。

このブログの読者の方は幼稚園とこども園と保育園の違いはよく分からないと思います。この3つを簡単に比較すると、幼稚園、こども園、保育園の順番で親の負荷と園が受け持ってくれる範囲が違ってきます。幼稚園が1番親への負荷が強い。だけれども子供にとっては1番環境が良い。それがこども園、保育園と進んでいくと親への負荷は下がる代わりにこどもの保育環境は下がっていきます。(これはあくまで僕の主観です。各地に素晴らしい保育園も当然存在します)

また、こども園や保育園になると、自治体からの補助金の関係で経営母体的には売上が安定するという側面があり、それが幼稚園がこども園への転換が進んできたということでした。

僕もそれは肌感覚としてわかる部分が有ります。娘はこの5年間、最初の1年は企業主導型保育園に。その後、1年間現在の幼稚園の附属のベビールームにお世話になって、そこから幼稚園に入って3年なんですが、保育園と幼稚園では保育環境が圧倒的に違うんですね。特にお世話になっている幼稚園が素晴らしいから、その差は本当に圧倒的で。

最初に園長先生との面談のために今の幼稚園の敷地に入らせていただいた瞬間に、正直、本当にびっくりしまして。「え?こんなところで育ってる子供がいるの?」と。どんだけ素晴らしい環境なんだと。

それぐらい保育園の環境とは違いすぎました。そして「共働きで幼稚園に通わせること自体キツいけれども、子供のためにどんな苦労してもここに通い続けさせるぞ!」と夫婦で決意したことを思い出します。

今回、こちらの本を読んで、幼稚園がなんとか残っていくようにしていかないと、この国の未来どうなるんだ?と強く思いました。ビジネスパーソンの方ほど読んでみてください。僕も自分にやれることをやっていこうと思います。

ママがいい! 母子分離に拍車をかける保育政策のゆくえ