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努力を努力と感じないこととは

2022/07/24

こんにちは!株式会社HGCホールディングス創業者、株式会社manaby取締役の萩原です。

先日、あるミーティングの中で「あぁこれは・・・」と思った瞬間がありまして。それは何かと言うと結果が出なかったことがあったんですが、それに対してその人が100%の努力をかなりの期間していたけれどダメだったということを説明してくれてたんですね。それはうちの会社のことではなくて、過去に勤務していた会社でのことだったんですけれど。

何が「これは・・・」と思ったのかと言うと、何かの道で成功してる人って、周りの人から「めっちゃ努力してるな」と感じるレベルで努力してるんですけど、本人はそれを当たり前のことだと思ってるんですね。逆に言うと「自分の取り組みはまだまだだから、何か改善点があるなら教えて欲しい」と思ってる。

これはCoCo壱の創業者の宗像さんも、野球のイチローさんや掛布さんも、芸能界の島田紳助さんも。みんな著書で同じことを書いてます。

なので、ここからは僕の持論なんですけど「毎日何時間でも努力できるぐらい好きなこと」を仕事にできた人なんだと思うんですよ。上記の皆さんは。だから努力を努力と感じない。仕事人として当たり前の準備をしてるだけと感じてるんだと思うんですね。

僕は上記の皆さんほど成功してないのですけれど、そこの部分だけは一緒なんですよ。経営者として良くなるためであれば、どんな努力だってできるし、周りから見たらめっちゃ努力してる人に見えるかもしれないけれど、全くそれはしんどくないし、まだまだ足りてないと思っています。なので常に改善点を探してて、それを指摘されたら速攻で採用して、自分の取り組みに加える。

それを最大限やった上で、結果がダメだったら納得できるじゃないですか。「自分の才能がなかったからだ。」って。なので、ずっとそれを継続してます。才能がなくて結果がダメなら納得できますけど、努力が足りなくてダメだったら後悔しますよね。それは嫌ですから。

それに従業員に対して失礼なんじゃないかと。もしそのあたりを僕が怠っていて、それで結果がダメだったら舵取りをする人間の取り組みとして不十分だから失敗したとしたら、それは失礼にあたるなと。

で、最初の話に戻るんですけれど、僕的にはそういう考えなので「100%の努力をしたけれど失敗でした」という発言を聞いたときに、この人の100%はうまくいってる人の100%と一緒なんだろうかと思って「あぁこれは・・・」と感じたということですね。

従業員ならそれでいいんですよね。別に成功してる人のレベルで努力する必要なんてない。自分のペースでやればいいと思うし、例えば僕は僕の真似をして欲しいなんて一ミリも思ってないし、多分誰もできないと思います。

その人は独立してビジネスする!っていうタイプの人だったので、「こりゃあどうしたもんかしら」と思って冒頭のリアクションになったというところです。でもまぁ仕方ないです。こういう話は独立してから色んな人に話してますけれど、本当の意味で理解してくれたのはmanabyの岡崎社長と小池ぐらいだと思います。

そう思うと、結局素直と謙虚に尽きるよな〜と思う訳です。

素直に人の話を聞いて、謙虚に自分を変えれる人だけが生き残って行くんだよなぁと。文字にしたら簡単ですが、これほど難しいこともないです。

改めて自分もそうしていかなくてはいけないと思った日曜の朝でした。それでは!