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独立直後の悩みを振り返る

2022/01/21

こんにちは!株式会社HGCホールディングス代表取締役の萩原です。

独立するだのしないだの、なんていう話が最近身近でもありまして。基本的に僕は独立は緩やかな反対派(?)で、どうしてもしたいんだ!っていう方であれば賛成派に転ずるという、伝わりにくいスタンスの人間です。

何を言ってんねんという話なんですけれど、まずは成功確率が低すぎますから、基本的に失敗する可能性の方が高いわけで、それを冷静に天秤に掛けると通常の感性であれば独立しないという結論になるハズなんですね。僕も「一回やってみよう。二年経って成功しそうにもなかったら、その時点で辞めよう。」ということを決めて独立しています。

上記経緯があるので、独立したい!っていう話を聞いたらまずは僕の上記体験談を話した上で「辞める時の判断基準とかあるの?」と確認するようにしています。・・・大体そんなことまで考えてなくて「自分だけは例外!自分だけは大丈夫!絶対にうまくいく!」って考えてるパターンがほとんどなんですけどね笑 てか100%そうですね。思い返せば。独立前から撤退基準決めてやってたのは、知り合いでは僕だけだったような気がします。

で、そんなこんなで大抵の人は独立するじゃないですか。僕も11年前はそういう人だった訳なんですけど、独立すると一番の課題は何なのか実は分かってないケースが多いんですが、なんだと思いますか?

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もったいぶっても仕方ないので書きますと、それは「行動できない」っていうことなんです。

は?独立したのに?自分でやらないと何にも進まないのにそれで行動できないなんてありえなくない?!って感じられると思うんです。これを読んだ方は。でもそうなんですね。独立すると一人になるじゃないですか。今までは上司がいて仲間がいて取引先がいて、色んな方が要はマネージメントしてくれてたんですね。色んな意味で。

それが一人になると、途端に行動できなくなります。僕は独立前の修行時代にこの状態になりまして、実際問題、師匠に怒られ続けながら半年ぐらいそこから脱却するのに時間がかかったように記憶しています。

それを完全に克服してから独立しましたので、してからの行動力は凄まじかった。ハングリーでしたし。しかしあの約一年の修行時代がなかったら、正直、もっと早い段階で僕はダメになっていたんじゃないかと思いますね。

それぐらい一人で、誰も見ていない状況で、誰にも干渉されない状態で前に向かって行動するのって難しいんですよね。ダイエットとか禁煙とかと同じじゃないかと思います。やれば結果も出るし、やり方を教えてくれる人は無限に存在するけれども、その言葉を素直に聞いて行動するってのはかなりのハードル高い作業ということですね。

なので、正直にいうと、よっぽど心が強くて、セルフマネジメントに長けている人間しか独立って向いてないですよね。今書きながら思いました。これから独立される方に向けて、初期の悩みのレビューでした。それでは!