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いつ自分の才能なさに気がつくか

2021/12/31

こんにちは!株式会社HGCホールディングス代表取締役の萩原です。

大晦日にこの記事でいいのかという話なんですが笑 今年一番このことについて考えることが多かったので締めくくりの記事にしてしまおうと思います(強引)。

男ってですね。若い人もおっさんもおじいさんも(?)「俺はいけてる!」っていう全能感(??)みたいな部分ってあると思うんですね。人によって程度の差はあるでしょうけれど。高校生大学生の時とかみんなそうだったと思うんですよ。それが社会に出て、段々とそうでもないことに気づいていく。が、それに蓋をして現実逃避をする人が・・・どうでしょう。9割ぐらいじゃないかと思います。9割以上かもしれませんね。

残りの1割が「あぁ俺って全然いけてないじゃねえか。そんな俺の中でもイケてる部分ってないのか?!」と必死になって自分の中を探しだす。さらにその残った1割の中の1割(要は1%の人)が実際にそれを探し出して、その才能を輝かせるところまで到達するっていう感じだと思うんですね。僕はまだ40年ちょっとしか生きてないので、まだまだこの程度の理解なんですけれど。

この話のキモはタイトルにもあるとおり「いつ自分の才能のなさに気がつくか」だと思います。正確な表現をすると、「自分はオールマイティーに才能がある訳ではなく、特別な人間でもないから、才能がある分野を必死に探さないとどうにもならない」ことにいつ気がつくかということだとも言えます。

自分の話をさせていただくと、僕はこれに本当の意味で気がついたのが35歳ぐらいの時だと思います。「あっちゃー、あんま才能ないな。こりゃあ独立したこと自体が間違ってないか?!」と絶望したのを昨日のことのように思い出しますね。

そこから本当の意味で仲間を探し出した訳です。自分一人ではどうにもならないことが分かったからですね。オフィス移転するのも他の何をするのも、僕が今やってることっていうのは「いかに仲間に集まってきてもらうか」に全て集約されます。自分の才能が極めて限定的だと分かってるからです。以来、小池やマナビー岡崎さんなどコアとなる人たちに出会い、彼らに才能を引き出していってもらってる。というのが等身大の僕なんだと思います。間違っても今の自分は自分自身の力で作り上げたものではないですね。彼らがいたから今の自分がある。

この仕組みがわかっていない男どもが世の中にはなんと多いことか。そんなことを今年は何度も何度も思わされましたね。アホなことをするやついっぱいいました。才能なんてないんですよね、普通に考えたら。何を根拠にそんなに驕り高ぶってしまうんかしらと思わされること多々の一年でした。

でもね。これって本当にありがたい話なんですけれど、僕は小池や岡崎さんや皆のおかげで自分の中にある才能の一部を引き出していってもらっていて、それを使って毎日暮らしてるじゃないですか。そこまで来れたから、この仕組みに気づけたんですよね。この一年でこの仕組みが本当に解像度高く自分の中で理解できたので。

そう思うと本当に恵まれた人生を送ってるよなーと思います。ありがたいことです。

そんなこんなで今年も今日で終わりですね。来年以降はもっと高いレベルで勝負したいなと思っています。またこの仕組みに気付いていない人とは新規ではもうお付き合いできないでしょうし、それは実は小池や岡崎さんと再三確認していて。もうやめよな、と。この仕組みわかってる人とだけ付き合おうなって。それだけでもう手一杯だよなと。

一年の最後に今年一年を通じた学びをまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。自分の才能がどこにあるのかなんて自分では到底わかりません。もしこの記事を読んで「俺、まだわかってないがな!」と焦った方は近しい方に謙虚に聞いてみてください。教えてくださると思います。自分のことはわからないですけれど、人のことはよくわかるのが人間ですから。

なんか偉そうなこと書いてしまいました。しかし、繰り返しになりますがこのことを思わされることが今年は本当に多かったんですよね。もったいなーってね。いいところ持ってるのになーって。

しかしそんな日々ももう終わり。来年からもより良い会社を作れるように努力して参ります。引き続きのご指導ご支援の程、よろしくお願いいたします!