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ウクライナ報道を見ていて

こんにちは!株式会社HGCホールディングス代表取締役の萩原です。

2014年に当時ウクライナの領土だったクリミア半島をロシアは併合していますが、その時はこんな騒ぎにはなりませんでした。個人的に「そんなことが今のご時世にできるのか!?そんなことやっていいのか!?」と衝撃を覚えたのが、併合後、ロシア領土から20キロにも及ぶ橋をクリミア半島にかけて、本格的にロシア領に変えてしまった。それもただの車が通れる橋ではなく、電車まで通した。ウクライナの首都に攻撃するのも相当程度の衝撃ですが、他の国家の領土を奪い取り、そこに20キロの橋をかけて、電車でどんどん兵士を送り込んで完全に自国領土に変えてしまうことの方が個人的には衝撃が大きかったです。これを北海道でやられたらどうなるんだと。

ロシアは現在、自分の国から「西」の方向にあるウクライナに向かって進軍しています。その先には西欧諸国がありますので大問題になっている訳なのですが、ロシアの「南」にあるチェチェンやジョージアといった国に対して進軍した時はこんな大問題になっていません。

チェチェンの話とかは書籍とかも出てるので手にとって読んでみてはと思うのですが、とてつもないです。チェチェンの人の2割とかは殺されていますが、それは国際大問題になっていません。なぜならあんまり西欧諸国からしたら関係ないから。まさしく対岸の火事ということですね。

なので、報道の仕方ひとつで動かされている人数は相当の規模だなと思います。コロナもこのウクライナの話もですね。

逆にいえば、そういう前提、どんな情報もフィルターが相当程度入っているという前提で何事も見てかかる必要があるなと、これは経営者として思います。組織の舵取りを担当している訳ですから、情勢を見極める際にはそういった視点を持つことがマストだなとも感じます。

それでは!