創業者BLOG
人の振り見て我が振り直せ
こんにちは!株式会社HGCホールディングス創業者、株式会社manaby取締役の萩原です。
昨日非常に面白いことがありまして。自他ともに認める日本経営合理化協会マニア(?)な僕なんですが、そもそも経営合理化協会の商品って高いんですね。高いというのはおかしいか。提供している価値とはほぼリンクしてる価格なんですが、まぁ高い笑 不当に高いわけではないです。念のため。
なので会社がまだまだこれからの時期は「いつか経営合理化協会の商品を何も考えずにバコバコ買えるようになりたい!」というのがささやかな願いの一つでした。
あんまり経営合理化協会のことを知らない方も多いと思うのですが、要は経営者向けの大規模セミナーを年に2回やって、それをCDやDVDにして再販売するというのがメインの商売で、他にもいろんなセミナーや塾なんかをやってるナレッジビジネスの会社なんですね。
で、歴史も結構ある会社なので、このセミナーに登壇する方がなかなかの方ばかりなのですね。理由は簡単で、経営合理化協会の商品に親しんでる経営者って多いので、登壇のオファーされたらそれはそれで自己実現になる訳で、引き受けてくれるんですね。なのでとっても魅力的な商品が多いんです。経営者の僕からしたら。
その大規模セミナーが夏にもありまして、昨年もCD を全部買ったんですけど、CDだったんですね。CDをiPhoneで聴けるようにするには、まずすべてのCDをシュリンクを外した上で(この時点でもう萎えてくる)iMacにCDプレイヤーを接続して、全てを読み込ませる。10枚とか20枚とかのCDを(さらに萎えてくる)。
それをiMac上のiTunesでプレイリストに整えた上で、iPhoneを接続して同期する。・・・という、誰がどうみても面倒臭いプロセスを踏まないといけなかった。iPodにも親しんでた僕だからこれができるんですけど、経営合理化協会のターゲットである経営者(平均65歳ぐらいでしょう)が、これができるワケがない。また、アプリに慣れてる30代や20代の若手経営者もこれをやってくれるワケがない。
「経営合理化協会って年商10億〜100億ぐらいの会社の経営者をターゲットにしてるだろうに、なぜこんなことを俺たちにやらせるんだろう?」ってずっと不思議だったんですよ。そりゃあ秘書がついてる方もお客様に多いでしょうし、スタッフにやってもらうことも可能でしょう。しかし本業とは全く関係ないこんなことを依頼するのはちょっと気が引けますよね。
そして、経営合理化協会はそんな状況をここ数年で遂に打破してくれまして、iPhone用のアプリをリリースしてくれたんですね(Androidのアプリはない)。ホームページでCDではなくデジタル版の商品を購入すると、アプリにその商品が反映して、そのまま聴けるようになったんですね。
ま、厳しいことを言えばこれでも正直もっさりしてまして、ホームページだけでなくアプリ上で買えるようにしてくれよ!とずっと思ってるんですけど、これ以上多くは望むまいと。ホームページで買って、アプリでボタン押したらすぐに偉大な先輩経営者の肉声でのセミナーが聴けるというのは、僕からしたらまさしく革命だったんです。
それぐらい音声を聴くってのは自己成長に与えるインパクト大です。5000円のセミナーCD1枚で人生変わるぐらいのインパクト受けること結構あるんですよ。だから僕は移動中はずっとイヤホンを耳に突っ込んで、何かの教材やセミナーを聴き続けています。
前置きが長すぎますね笑
で、今年の夏のセミナー!流石にこれは全部デジタル版で今年は販売してくれよ、もうCDを20枚読み込むことは俺はしたくないぞ!って思ったら、、、なんと一括購入ボタンがサイトにない・・・。でも各セミナーのバラバラの単体購入ページにはデジタルの購入ボタンがある・・・。
「ん?これは20個のセミナーをバラバラに買えということ?俺はともかくとして、忙しいであろう経営者たちがそんなことをしてくれると思ってるのかしら。」と。
ずっとこのもっさりした経営合理化協会の動きにイライラしてたんですが、怒りは遂に沸点に。「もうええわ。これは担当者の方に直談判して一括購入ボタンつけて貰おう!!!!」ということで、ホームページの電話番号を頼りに担当者の方に電話をかけました。
で、上記事情を説明して、デジタル版の一括購入ボタンがないことでの逸失利益とつけることでのメリットをお伝えしました。すると・・・一時間後にその担当者の方から折り返しの電話があって「一括購入ボタン付けました!」と。
正直、すごいなと思いました。そのスピードと改善力に。これは見習わないといけません。人のフリ見て我が振り直さないといけません。この改善スピードが基本だな、と。
しかし・・・経営合理化協会もそうなんですけど、トップがITとかスマホに疎いといかんですね。自社のやってることの改善点が見えない。やっぱり経営者は60歳までには一線は退いて、次の世代に渡さないといけませんね。改めてこの一連の流れで思いました。あと19年。全力でやります。それでは!