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国際関係論を久しぶりに掘ってみて

こんにちは!株式会社HGCホールディングス代表取締役の萩原です。

ウクライナの最新情勢を英語で追うと、なかなかに日本国内の報道とのギャップがあって興味深いです。なんというか、本当表面的な報道になりますね、日本の報道は。まぁ当然かと思います。国際関係論をちゃんと学んでない人がニュースを書いてますから「プーチンは悪いぞ!」的な論調になるのも分かります。

そんな簡単な話ではないですよね。やっぱ大陸で、他の民族と国境を接していて、過去に何度も何度も戦争をしてきてる人間同士って、まぁ簡単ではないし単純ではない。

プーチン大統領がウクライナを攻めたからといって、それが単純に悪いことかと言えばそうでもない部分もある(良いことではないのは確かですが)。周りの独裁国家の首長は、皆、アメリカやイギリスのスパイに政権転覆させられて、殺されるか追放されている訳で、彼自身は生死をかけた戦いをずっとやっているんですよね。自分が殺されるかもしれない状態になったことなんて、日本人ならほとんどの人が体験したことがないんだから、そもそも理解することなんてできないですよね。

僕自身は大学時代に結構こういう国際関係論の勉強が好きで、実は法律よりも興味深く取り組んでいました。クリミア半島の周辺っていうのはそれ系の研究ではど真ん中のテーマで、本当にあらゆる状況が入り組んでいるんですね。なので久しぶりにその当時の書籍なんかを持ってきたりして、掘ってました。

しかし、、、これはどういう結末になろうともプーチン大統領の戦略的な敗北になるなと感じます。その辺りを絶妙なバランス感覚で乗り切ってきた人物なので、この結末は個人的には意外でもあります。

が、やはり年齢的なものもあるんでしょうね。人間、どんな道でどんな足跡を残そうとも、去り際だけは間違ってはいけないんだと改めて感じた一幕でした。

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