こんにちは！株式会社HGCホールディングス創業者、株式会社manaby取締役の萩原です。

まぁ退屈しない人生だなと思う今日この頃でありますが、昨日もまた大きな動きがありまして。具体的にはまだ言えないのでここでは控えますが、男の身の振り方を考える今日この頃であります。

と言いますのも、今って転職がめっちゃもてはやされてる（≒もてはやされてるような感じに人材会社やスカウト会社が演出してる）時代じゃないですか。それによってやたらと転職する人が多いですよね。

僕自身は転職自体はしたことがないんですね。新卒の会社で6年働いて、その後修行期間を経て独立していますから、会社を変わるということをしたことがない。というより、そんなことをしようと思わなかったんですよ。

なんでかと言うと、そもそもそんなに自分に価値がある訳がないと思っていたんですね。実際なかったでしょうし、例えば20代や30代前半で転職したって、それって別に場所を変えてるだけであって、まだ何にも大してやれることもないのに、場所だけ変えても何にも変わらないですよね。自分自身は。そこで会社を変わったら、ただ単純に履歴書が一行増えるだけ。

そういう思いだったので、転職はしないままいわゆるサラリーマンとしての期間は終了。そして独立して、個人事業主時代を経て、経営者になっています。

経営者になって転職していく人、転職してくる人、色々います。

その中で思うことは「まずは今の職場でやれることをやり切らないと、その後の人生が詰まっていく」ということです。

考えてみれば当たり前なんですが、今の職場でやれることをやり切らないと、仕事は未完成だけれども、それを自分以外の誰かの責任にして（＝会社の責任にして）場所を変える癖がつきます。

場所を変えても意味はなく、どちらかというとそういう転職っていうのはネガティブだと思うんですよ。前の職場との人間関係も終わってしまいますし。さっきも書きましたけれど、履歴書の行も増えていくだけですし。

要は逃げる癖がつくんですよね。そういう決定的な場面で逃げる癖がついてる人間は、日常的な仕事で壁に当たった時も当然逃げる。逃げまくり。逃げまくる人たくさん見てきました。

なので、、、男が身を振る時っていうのは、一緒に働いてる仲間から「君はもうここにいるべきではない。次の道があるよ。行ってこいよ。」って言われた時に限るんじゃないかなと思っています。そして自分はそうしてきました。

そうなると、常に自分が所属してる組織のことだけを100％考えることになります。自分自身のことなんてこれっぽちも考えていませんから。「もう潮時やで」と言われる瞬間までは、組織の発展のことだけ考えてますから。

そして！ここからが重要です。

組織のことだけを考えて生きてる人間からすると、そうではなく、自分自身のことばっかり考えてる人間のことってすぐにわかります。表情や言葉から。

なので、逃げ癖をつけると、次の職場でもなかなかうまくいかず、結局、どんどん詰まっていくんですね。それをちゃんと伝えてあげようかなとも思うことが多々あるんですけど、本人はキャリアアップと思って転職するケースが多いので、まさかまさかまさか自分が逃げてるなんて思ってない。

そんな人にナニを伝えても、ありがた迷惑なだけ。なので何も言わない。っていうのがよくある結末なんですよね。

これは難しい問題で、なんとも言えないことでもあります。しかし、結局は人生はその人のものだから、自分で決めたことの責任を（強制的に）取る事になる。なのでそれはそれでいいのかなと思うのです＾＾