創業者BLOG
ダブルプリンス
こんにちは!株式会社HGCホールディングス創業者、株式会社manaby取締役の萩原です。
男女雇用機会均等法が施行されてはや50年。半世紀になる訳ですが、日本っていう国は相変わらずの部分と変わった部分と両方あるなと思います。まぁ・・・難しいのが結局はほとんどの会社の経営者は男性で、かつ育児や家事を一切行わないので、女性の気持ちや状況が分からないどころか想像すらできないという部分かなと思います。何度もこのあたりは書いていることでもありますけれど。
その結果として、同じ仕事をしていても女性の報酬というのは70%程度になると言われています。ということは、女性は男性の1.5倍頑張らないと同じ状態にはならない訳で、これでは本当の意味でキャリアを追ってやるわ!という気持ちにはなりにくい。これが今の日本の現状かなと思います。
そうなると、女性心理としては「ある程度は自分も働きつつ、どこかで結婚をして旦那をメインの稼ぎ頭にした上で、育児家事に主軸を移す。手が離れてきたらキャリアをパート等の無理のない範囲で再開させる。」という落とし所にするパターンが増えます。
となると、旦那がプリンスで妻がプリンセスでは無いですけれども、結局ジェンダーからくる役割論っていうのは今でも根強く残ってるなぁと感じます。
そんなことを考えていてふと頭に浮かんだのが我が妻のこと。プリンセ・・・ス?ではないです・・・ね。どっちかというとプリンス?なんだったら「あなたに何かあったら私が大黒柱で食わせていったるわ!」ぐらいの気合いを感じることもしばしば。(実際はこんな下品なことは言わないけれど、気合いはこんな感じ)
当然僕もプリンセス志向な訳ではなく、ゴリゴリのビジネスパーソンで、育児も家事もやるだけの話なので、そうなるとうちはプリンスとプリンセスではなくて、ダブルプリンス?!
そんなアホな話をしておりました笑
「だから君はどんなにキツくても仕事をするのね〜。俺に家事育児を振り続けるのね〜(←これは余計な一言)」なーんてことを言ってました。なんというか腑に落ちました。普通の女性なら、今の状況にあったら流石にフルタイムのサラリーマンは卒業すると思うんですよ。別に食うに困っていませんし。
萩原家はダブルプリンス制度で、これからも走り続けることになるのでしょう。なんか確信しました。この人は仕事は辞めないな、と。
なんなら!ですよ笑 なんなら、僕の方が仕事の方の割合を減らしてますからね爆
だってそうじゃないですか。創業当初は24時間働いていたのに、今の労働時間って何時間よ?!と。その隙間には全て育児家事が入ってる訳で(遊んでる訳ではないので)よく考えたら、世の中で言うプリンセス的動きをしてるのは、よく考えたら俺の方やないかい!と。
ちょっとこれに気づいた時には吹きました笑 自分はプリンセスやったんか!と。
でもまぁそれぐらいでいいのでしょう。女性の従業員のことを思うと、経営者が育児家事をして、彼女たちの置かれてる状況を理解できるというのは、何にも代え難い経験かと思われますので。
ええ感じにまとまりました。それでは!