創業者BLOG
二種類の「省」
こんにちは!株式会社HGCホールディングス代表取締役の萩原です。
監査役の辻におススメしていただいて、この本を毎朝読み進めています。
「人に長たる者」の人間学―修己治人の書『論語』に学ぶ 伊與田覺
なかなかに骨太な本です。価格も骨太・・・笑 まぁ、それはそれとして。価格以上の学びを得ているのは間違いのないところです。
今回この記事を書いているのは「なるほどな!」と非常に納得いく部分があったので、このブログを読んでいただいている方にシェアしたいなと思ったからです。
早速その学びですが、「省」には2つの意味がある。まずは反省するという意味。これは説明不要ですよね。もう1つは「省く」ということ。反省した上で、自分の中に必要のないものがあったとしたら、これを省いていくということでした。
これは「あー」と感じさせられること大の一節でして、反省しても結局行動に起こさないと意味がありません。また、行動に起こすと言ったとしても、結局治せるのは自分だけ。そして自分のできることなんてタカが知れてる訳ですから、最終的に反省した後にやれることというのは、「間違った行いを止める」こと以外に実はないんですよね。
それをなんとなくこの10年ほどの経験で暗黙知としては獲得できてきたのですが、言葉として受け止めることになって、そうなのか!と体得できた。そんな気持ちです。
そこで周囲に謝罪した上で、自分の行いのうちに間違った部分を「省く」ことが必要な訳ですが、まぁこれがなかなかできない。自分も若かりし頃はこれが全くできてなくて、今思い返せば恥ずかしいことだらけです。
最終的にどんどん省いていくと、自分の本当の生まれてきた意味を実行することだけが残っていくのではないかなとも思う今日この頃です。
現在41歳ですが、50歳になる頃にはそれができていたら・・・素晴らしい人生だよなとも思います。それでは!