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去年生まれた赤ちゃん

こんにちは!株式会社HGCホールディングス代表取締役の萩原です。

厚生労働省の発表によりますと、昨年生まれた赤ちゃんの数は81万人。この数字だけ見るとピンとこないと思うんですが、ちなみに亡くなった方の数は143万人(!)。いやいや日本ってもう滅亡していく国家そのものやないかと大変な危機感を持ちました。

ちなみに合計特殊出生率っていう概念あるじゃないですか。女性が平均すると何人子供を産むのだろうかという概念だと思うんですけど、あの数字が1.3とか1.4とかで推移してますよね。日本って。で、2.1はないと人口は減っていくよと昔学校で教えられた気がします。だって各家庭親は2人いるんだから、子供は最低2人。平均的に言うと、2.1ぐらいいないと数は減っていくよね?と教えていただきましたよね。

で、よくよく調べてみると、この合計特殊出生率って分母は15歳〜49歳の女性の数(!)なんですって。

いやいや。15歳で子供を産む人なんてまぁいないだろうし、49歳でもいないだろう。そりゃあ特殊な例外はいますけれど、大体20歳〜35 歳ぐらいのレンジだろうと突っ込んだんですけど、そこじゃないんですよ。ツッコミどころは。

15歳〜49 歳の女性の数ってだんだん減っていってるのは当然誰でもわかってる話で、その段々減っていってる数を分母にしていると、分子の生まれてくる子供の数が減ったとしても、結果的に、合計特殊出生率の数字はそんなに減らないんですね(!!)分母、分子ともに減ってるから、割り算してもこの数字は減らない。当たり前のこと。

いやなんでこんなことを言ってるかと言いますと、昨年の合計特殊出生率が1.3って聞いて「あぁ意外にまだ数字はキープできてるな」って僕は思ったんですよ。意外と子供って生まれてるんだって。僕以外にもそういう印象になった方いると思うんですよ。これって印象操作だなと。

しかし、実際に生まれてきた子供の数がたった81万人しかいないという数字を見て「何かがおかしい」ということで数字を紐解いてみると、上記のことがわかりました。

ちなみに僕の同級生って、確か150万人ぐらいいたはずです。それが今や半分。人口も減るのは当然ですよね。

こりゃあ育児支援政策を本当に本当に打ち出さないと、日本ってなくなってしまいますね。イーロンマスクが日本はいずれ消滅するって以前何かで言ってましたけれど、ほんとそっちに向かってる。

子供が生まれないのに移民政策も取らず、育児支援政策を取らずではまあ人は減っていく一方。そんなのは政治家でなくても誰でも分かる。

問題は政治家が育児をやったことない人ばっかりっていうところなんですよね〜。野球をやったことない人が、プロ野球の監督をやってるようなもので、ほんと片手落ちの政策方針しか出てこない。このあたりはどうにかならんもんなんですかね。

僕は政治をやるつもりは全くないのですけれど、政治という道自身がまぁ参入障壁高すぎですし、官僚という道もブラック職場であることが知られすぎてしまいましたから優秀な人はそっちに行かないですもんね。

こればっかりはなかなか打ち手がないですね〜。どうしたもんだか。