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創業者BLOG

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午前2時の咆哮

2023/03/21

こんにちは!株式会社HGCホールディングス創業者、株式会社manaby取締役の萩原です。

息子が午前2時にベッドの端っこからドスン!という音と共に落っこちまして。「うおーん!」という泣き声(=咆哮)が聞こえてそのケアをしたりしてたら、なぜか眠れなくなってしまいました笑

仕方ないので書斎に移動してきました。このまま朝まで起きてしまえ!と思ってますけれども、眠くなれたら寝ます(どっちなんだよ)。

最近、ほんと人生の濃密度が上がってるなあと感じます。ありがたいことに公私共に充実してまして、一日中しゃべりまくり移動しまくりです。

昨日は本当にすごかった。

朝の9時から15時15分まで会議だ面談だと、ずっと喋ってました。ご飯を食べることもなく。15時15分ぐらいでようやく一息ついて、買ってきてもらっておいたおにぎり食べてゆっくりしようかと思ってたら小池が幹部室に入ってきまして。昨日は小池の方で超ビッグなアポイントが夜に予定されてましたから「そういやあれはどうなってんだ?あ、そうだ。あれはどうするこれはどうする?」なんて話をして。

そこからトレーニングをして、子供達を迎えに行って。夜は妻が不在だったので、母と妹に来てもらってみんなで夕食。からのお風呂入れて、寝かしつけをして・・・という1日でした。母と妹が来るとファミリーの時間ですけれど、一緒に仕事もしてますから、これまた「あれはどうなってんだ?そうだあれはどうする?」っていう感じになります笑

今年で43歳になりますけれど、この歳になると人生の充実度には大きな個人差が発生する中で、これだけ色んなことをやらせていただけてることが、何よりありがたいなと思います。よく言われる言葉でもありますが、自分がやってるというより、やらせていただいてるんだ。まさしくその通りだと感じます。今ある全ては、これはもはや自分の力で起こってるのではなくて、何か大きな力で動かされてるなと。

その大きな渦の指揮官を、たまたま今やらせていただいてるんだと思ってやるようにしています。

感覚的なものですが、こういう感覚になってからというもの、より色んな動きがスマートになり、スムーズになってきたなと思います。やっぱり執着したり、こだわりすぎてはいけませんね。人間、サクサク色んなことに取り組んでいかなくてはいけません。

閑話休題。

夜中にこの記事を書いていて時間的余裕がありますから、ちょっと最近思ってることを一つ書きます。

やっぱり新卒採用と女性活用が今後の肝だなと改めて感じています。

まず新卒採用なのですが、懇意にしてる取引先の役員の方とお話ししてた時に心底驚いたことがありまして。その会社はかなり歴史がある会社なのですが、いわゆる業態としては新しいものではなく、伝統的な産業なんですね。その会社が採用はほぼほぼ新卒一本槍だということをお聞きしまして、僕は心底驚きました。失礼な意味ではなく「この会社が新卒採用一本槍で成り立つんだ!」と。

「それならうちでもやれるんじゃないか」

なんというか勇気をもらったというか。と同時に、もう中途採用は必要最低限にして、基本的に新卒で攻めるぞ!という決意が固まりました。これはmanabyもHGCもですね。それが絶対良いに決まってる。だけど、ほとんどの会社が安易に中途採用に走るじゃないですか。そんなことはもうしないぞと決意しました。

次に女性活用ですが、男女雇用機会均等法が施行されてもう50年(!)にもなるのですが、我らが日本国の雇用機会は全く均等になっていません。

その理由は簡単で、男が育児と家事をしないから。特に育児というスーパーヘビータスクを女性に押し付けっぱなしの状態で、雇用機会なんぞ均等になる訳がありません。どんなアホが考えてもこれは当然の摂理。

しかし、政策を考えるキャリア官僚や政治家が育児をしてる時間などある訳がない。そんな人が考えるから、当然のごとくその状態が是正されないまま50年(!!)が経過してしまった。

官僚や政治家が是正してくれない(できない)歪な状態が50年続いたということは、おそらくこの国はもうこのまま行くでしょう。

国がその方向で行くとすれば、その状態でも女性を活用していこう!としていく会社はやはり今と同じように少数派になります。

僕は育児や家事をめっちゃやったことによって、「どうやったら女性が働きやすいか」ということを考える時間がこの6年かなりありました。というより、自分がママの動きをかなりしてますから、考えるまでもなく「会社はこういう風にしないとそもそも女性は働けないよな」ということが分かります。

その感覚に従って会社を発展させていけば、自動的に女性活用が整う会社になっていくでしょうし、そうしよう!と改めて決意しました。また、その感覚を維持するためにも、今後も育児と家事を最大限やります。

ここで付け加えておきたいのが、男性を軽視するという意味ではないということです。

女性だから諦めないといけないようなシチュエーションを作らないということですね。プラス、障害があったり、国籍が違ったり。この国の普通の会社であればハンデと捉えられる状況の人の能力も引き出してあげられる会社にしていこうと思っています。それができるだけの素地は十分に整ったなと。

特にHGCは「どんだけダイバーシティある会社なんだ」とツッこまれることが多々あります。

確かに年齢、国籍、学歴、障害の有無、働き方、雇用のタイプ。

色んな人がいる会社になったな〜と思います。日本でよくある同調圧力が全くない会社なんでしょうね。それが成立するということは。

色んなことを書きました。書いてたら余計に目が冴えてきたので、もうこのまま起きておきます。

それでは!