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なぜか分からないが涙が出る

こんにちは!株式会社HGCホールディングス創業者、株式会社manaby取締役の萩原です。

今日からHGCホールディングスもmanabyも基本的にお休みとなっておりまして、年末年始の休暇を頂戴しております。

今日はいつものビジネスライクorバスケの話題ではなくて、ちょっと違う話題を。

妻と結婚する前に二人で何度も何度も観た映画が「しあわせの隠れ場所」という映画です(オリジナルタイトル「Blind side」)。

恵まれない黒人の少年マイケル・オアーが、白人の家庭に家族の一員として迎え入れられ人生を立て直し、大学に進学した後、アメフトのプロ選手になった実話をベースに映画化された物語なんですが、なぜかこの映画に我々夫婦はとても感動しまして「俺たちも将来こんな家族を作ろう!」と言っていました。

そしてなぜか分からないのですが、この映画に引っ張られるように、実際のトゥーイーファミリーと同じように一姫二太郎の子宝にも恵まれ、彼らが家族で乗っていた車に今、乗っています。

そんな中ふと思ったのが「あれ?この流れで行けば俺たちもトゥーイーファミリーのようにマイケルのような自分の子供ではない子供を家族の一員として受け入れる日が来るんだろうか?」ということ。

そんなことを思い出したらなぜか分からない不思議な流れで里親制度について知ることになりました。きっかけはEXILE ATSUSHIさんが動画の中で、親の元で育つことができない子供たちと彼らを育てている施設を支援しているということを表明されたこと。

「そんなことされてるんだ」とATSUSHIさんをリスペクトしたのはもちろんなのですが、心を刺すような痛みがありまして。「実の親と暮らすこともできない子供がいるんだ」と。うちの子供たちはこんなに愛情をパンパンに受け取って、すくすく育ってるのに。

そこから色々と調べてみると、もちろんそういう子供たちを自分の子供にして育てる養子縁組という制度もあるけれども、例えば週末だけとか。例えば長期休暇の間(夏休みや年末年始など)だけ子供を自分の家族として迎え入れる里親制度があるということを知りました。

そんなことを調べていくと、このTwitterのアカウントに辿り着きました。

この中で「里親さがし」っていうラジオ番組があるんです。

直近3回は3歳だったゆうちゃんを22年前に家族に季節里親として長期休暇の時に受け入れられた方が出演されているんですね。ゆうちゃんはその後、高校3年生の時にはこの方の自宅に施設から移り、その後大学も卒業して、保育士として活躍されてるとのこと。

この方のお話を聞いてると、なぜか毎回ボロボロ涙が出てくるんですよ。なんで涙が出てくるのかも分からないんですけど、なぜか毎回出てくる。

「こんな尊いことをされている方が世の中にいるのか」

という感情から出てくる自然な涙なんだと思います。ほんとすごいなって。

自分の子供も満足に育てられない親だって世の中にたくさんいるのに、自分の子供を三人育てた上に、ゆうちゃんを引き取って育てた。

どんな偉大な行為なんだと。何をどんだけ頑張ったとしても、この行為の偉大さには敵わないよなぁと思います。

ということで、里親になれるかどうかは分からないですけれど、一度、お話を聞きに行ってみようかなと思ってます。長期休暇になったら帰ってくる、ゆうちゃんみたいな家族がいたら、それはそれでうちの子供たちや僕たち親にとっても毎回会えるのが楽しみで仕方ないでしょうし、何か辛いことがあったとしても、お互いそんな関係性があれば頑張れるだろうなとも思えます。

また、今後うちは経済的に比較的恵まれた家になるでしょう。僕は欲しいものもないし、教育と旅行といった子供の経験できることに資金は最大限振っていくつもりですけれども、それは今、現時点でもある程度やれていること。別にこれ以上、経済的に恵まれなくてもできていること。

じゃあ今後、何をしていくのか?という時にそういう社会貢献の仕方があるよなぁと。

僕はほんと子供が好きなんですね。お迎えにいくと、息子よりも他の子供たちが先に僕の周りに集まってきて「パパ、抱っこ抱っこ!」って言ってきて、「俺は君のパパじゃないよ笑」と言いながらその対応をする。その後息子がキレ気味でやってきて「僕も抱っこ!」って言ってくる。そんな生活をしてるんですね。

要は育児をやらされてるのではなく、心から楽しんでやってるんだと思います。

そういう人間は経営者には珍しいと思うんですけれど、そんな人間だからできる社会貢献があるんじゃないかなと年末だからでしょうか。考えておりました。

あーあ。またゆうちゃんのラジオ聴いたら泣いてしまった。

ほんとすごい方が世の中いるもんです。僕なんてまだまだだ。頑張ろう!

それでは!